目的:「gender sensitivity」の概念分析を行い、概念の構造を明らかにし、本概念の看護実践における活用の可能性を検討する。
方法:4 つの文献データベースおよびハンドサーチによって抽出された37 文献をRodgersの概念分析方法をもとに分析を行なった。
結果:【ジェンダーに関する知識】、【ジェンダー問題の理解と認識】、【ジェンダーステレオタイプ・ジェンダーバイアスを回避する能力】、【ジェンダー問題に対する実践力】という4 つの属性、7 つの先行要件、5 つの帰結が示された。
結論:本研究では、「gender sensitivity」を、「ジェンダーに関する知識を基盤とし、ジェンダー問題の理解と認識を可能にすることで得られるジェンダーステレオタイプ・ジェンダーバイアスの回避能力とジェンダー問題に対する実践力」と、定義した。また、「gendersensitivity」は、人の生き方に大きく影響を及ぼす概念であることが明らかとなり、「gendersensitivity」概念の看護実践への活用の可能性とその手がかりについての示唆を得た。
抄録全体を表示