地盤工学研究発表会 発表講演集
第38回地盤工学研究発表会
セッションID: 641
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修正Newmark法によるロックフィルダムの強震時安定性の評価
*曽田 英揮吉田 達也佐藤 信光堀井 克己龍岡 文夫
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キーワード: 耐震, ダム, ひずみ軟化
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抄録
土構造物のレベル2地震動に対する検討では耐震性能を変位量で評価することが妥当と思われる。この手法として、従来からすべり円弧法とNewmark法を組み合わせて滑動変位量を算定する方法があるが、実際はこの変形解析で用いるべきせん断強度は、ピーク強度から残留強度に軟化し、軟化する過程は材料の粒径の影響を受ける。本研究では、ロックフィルダムにひずみ軟化特性を考慮したNewmark法による変形解析を適用し、ダムの大きさやすべり面の大きさ・形状、入力地震波などがすべり変位量に与える影響を検討した。
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© 2003 地盤工学会
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