地盤工学研究発表会 発表講演集
第39回地盤工学研究発表会
セッションID: 516
会議情報

JR土讃線直下における高圧噴射工法による斜め方向地盤改良
*岡本 郁也光中 博彦松田 晴之毛利 敏文倉本 隆弘加嶋 透
著者情報
キーワード: 鉄道, 地盤改良, 変形
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
JR土讃線直下を横断して、土圧式推進工法で下水道管路の布設が計画された。軌道下部地盤が軟弱で沈下の恐れがあり、軌道防護の目的で地盤改良を検討し、斜め施工が可能なジェットグラウト工法としてMJS工法が採用された。
本文は、地盤改良工事による近接施工の実施例として、施工中の軌道の変形挙動を追跡しながら、最大41°の斜め方向に実施した地盤改良工事について報告する。地盤改良施工中の軌道の水準測量の結果は最大で+4mm、-3mmであった。推進通過時の地表面沈下量は-4mmであった。
著者関連情報
© 2004 地盤工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top