九州がんセンター頭頸科
国立がん研究センター東病院頭頸科
九州厚生年金病院耳鼻咽喉科
はら耳鼻咽喉科
九州厚生年金病院病理検査科
2010 年 56 巻 6 号 p. 243-248
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甲状腺悪性リンパ腫の中には気道狭窄を伴う急速な増大を認める症例があり、未分化癌との鑑別を要する。甲状腺機能、抗甲状腺抗体、甲状腺超音波、穿刺吸引細胞診、CT 等の検査を行い、確定診断のためには生検が必要である。早期の診断と的確な治療により良好な予後が得られる場合があるため、比較的急速に進行性甲状腺腫大を来す場合は、悪性リンパ腫の合併を考えなければならない。
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