耳鼻と臨床
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原著
声門後部癒着症の1例
福村 崇, 後藤 理恵子, 印藤 加奈子, 森 望
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2014 年 60 巻 5 号 p. 185-190

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抄録
声門癒着症は比較的まれな疾患であり、癒着の部位によって前方癒着と後部癒着に分類される。原因としては長期の気管挿管の既往が最も多く、癒着部位によっては診断に苦慮することがある。今回われわれは声門後部癒着症の 1 例を経験したので報告する。症例は 39 歳、男性。呼吸困難感を主訴に当院を受診した。喉頭ファイバー検査で両側声帯の正中位固定を認め、気管孔からの観察で声門後部の癒着が確認された。全身麻酔下で癒着部の切離を行い、術後 10 カ月の時点で再癒着なく良好に経過している。
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© 2014 耳鼻と臨床会
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