耳鼻と臨床
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原著
Hungry bone syndrome の 1 例
宮崎 梨那瓜生 英興柴田 修明小池 浩次安松 隆治
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2015 年 61 巻 1 号 p. 15-19

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抄録
副甲状腺腺腫に対する外科的切除を施行したところ、Hungry bone syndrome を来した症例を経験した。症例は 43 歳、女性。感冒様症状のため近医を受診した際、高カルシウム(Ca)血症、高リン(P)血症を指摘された。精査の結果、原発性甲状腺機能亢進症、原発性副甲状腺機能亢進症の診断にて治療目的に当科紹介。甲状腺全摘術、副甲状腺全摘術と副甲状腺移植術を行った。病理診断は、バセドウ病と副甲状腺腺腫であった。手術後に低 Ca 血症の遷延を認め、Hungry bone syndrome と診断し、術後 2 カ月間にわたるカルシウム製剤の投与が必要であった。副甲状腺機能亢進症に対する手術治療を行う際には Hungry bone syndrome も念頭に置き、早期診断を行うことが重要と考えられた。
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© 2015 耳鼻と臨床会
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