鳥取大学医学部耳鼻咽喉科学教室
1997 年 43 巻 5Supplement3 号 p. 792-794
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
8年間に4回の再発を繰り返した咽後膿瘍の1例を報告した. 症例は59歳女性で, 再発の度に, 切開排膿と抗生物質の投与で軽快していた. 造影によつて, 再発を繰り返す原因が死腔化した膿瘍腔であることが疑われたため, 膿瘍腔の前壁を口蓋扁桃を含めて広範に切除し, 死腔を消失させた. その後, 再発はなく経過良好である.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら