高知大学医学部神経統御学講座聴平衡嚥下機能制御学
2006 年 52 巻 6Supplement4 号 p. S304-S306
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1999年から2005年までの7年間に高知大学医学部附属病院耳鼻咽喉科で誤嚥防止手術を9症例に施行した。誤嚥発症から手術までの期間は全例1年以上で音声機能は喪失していた。誤嚥防止手術例の特徴として術前の栄養不良、咽頭の耐性菌の存在を認めた。それらに誤嚥防止手術を行った結果、全例で誤嚥は消失した。術式別に検討してみると、当初採用した喉頭気管分離・気管食道吻合術で術後合併症を多く認めた。われわれが改良したステイプラーを用いた喉頭全摘出術では術後合併症は認めず良好な結果を得た。
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