日本耳鼻咽喉科学会会報
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総説
臨床研究における生物統計学の役割
松山 裕
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2010 年 113 巻 1 号 p. 1-8

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抄録

臨床研究を行う際には生物統計学による支援が必須となってきている. しかも, 臨床研究において生物統計家に期待される役割は単なるデータ解析者だけでなく, methodologistとしての参画が要求されている. 本稿では, 臨床研究を実施する際に生物統計学に期待される3つの側面 (研究計画・統計解析・データ管理) のうち, もっとも重要な部分である「研究計画」について概説する. 具体的には, プロトコル作成の必要性・研究の内部妥当性の確保・研究の精度の確保について述べる.

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© 2010 一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
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