京都大学工学部
1961 年 40 巻 6 号 p. 466-471
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石炭より高圧酸素法で芳香族カルボン酸を製造することに関し, 主としてアルカリの消費量を軽減する方法について検討した。すなわち, 試料炭を水に懸濁させ (この場合にはアルカリを用いない) 180℃で高圧酸素酸化し, 生成ガスを排除したのちに比較的少量 (石炭の1.5倍) のNaOHと酸素を加えて240℃で再び酸化する方法を試み, この2段酸化の方法によると従来の方法に比較してNaOH当りの芳香族カルボン酸収量を増大できることを示した。
日本エネルギー学会誌
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