国立研究開発法人産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所(FREA)
株式会社商船三井
一般財団法人日本海事協会
2018 年 97 巻 2 号 p. 164-170
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北太平洋上の強風海域において風力を利用して帆走しながら水中のロータ(水車)によって発電機を駆動し,海水から電気分解して得られた水素を貯蔵して自力で持ち帰る大型帆船を提案する。1ユニットあたり100メガワットを超えるシステムの開発が可能であり,水素キャリアとしてCO2を用いたケースではCO2フリー水素を供給しながらCO2リザーバとしての機能を有する,すなわち「資源・環境問題の同時解決」(1991年;向坊東大名誉教授)が可能となる。
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