主催: 社団法人 日本エネルギー学会
共催: 大阪大学大学院工学研究科
会議名: 第8回日本エネルギー学会大会
開催日: 1999/07/22 - 1999/07/23
石炭の有効利用法の一環として,ヤルーン炭を充填した石英製反応管内にメタンを減圧下で流通させマイクロ波によりヘリウムをプラズマ化し,褐炭を気体状および油状生成物,高炭素含有率の残渣に転換する手法について報告した.本研究ではマイクロ波プラズマの役割を明らかにするため,プラズマ生成ガス種として二酸化炭素(以下二酸化炭素系,図中ではCO_2/C)を用い,ヘリウムプラズマによる転換反応(ヘリウム系,He/C)で得られた反応結果との比較検討をもとに,プラズマガス種が生成物分布に及ぼす影響について検討を行った.