環境庁自然保護局自然環境調査室
1982 年 46 巻 5 号 p. 72-76
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結界とは, 密教における教義の一つで, 浄刹すべき一定の区域を制定する作法で, 伽藍地等聖域を設定するために行なわれてきた。比叡山・高野山における結界の歴史的事実が明白であり, 特に比叡山の結界成立過程やその存在が, 聖域としての自然環境の保全にいかなる役割をはたしてきたか検討したものである。わが国の地域制による自然環境保全制度も, こうした歴史的事実が背景にあることを提示した。
造園學雑誌
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