京都大学農学部附属演習林
1983 年 47 巻 5 号 p. 7-12
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二明治19年12月25日の府告示により成立する円山公園は, 八坂神社, 安養寺, 長楽寺, 双林寺の各境内地の上地にその端を発している. 社寺境内地処分は, 地組改正を念頭においた近代的土地所有制の確立とも関連する政策である. 本稿では社寺境内地の解体解程で, 円山公園が誕生する具体的な経緯を論じた. 特に円山公園成立前にその一部が名区であったこと, また社寺境内外区画の決定の際に名所地が設置されていたことは新しい知見である.
造園學雑誌
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