地域総合研究所
1991 年 55 巻 5 号 p. 367-372
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別府市に連なる湯布院町は, 昭和39年の九州横断道路開通を契機にして, 山間の邸びた湯治湯から, 新しい温泉観光地へと飛躍的な展開をとげる. 現在は, 来訪する観光客が年間に300万人を超える有名観光地となったが, もう一方では住民主導型の内発的地域開発によるまちづくり観光地としても希有の集積を果たした.このような状況にある湯布院町の観光地形成の経過を辿り, その課題となるところを明らかにすることによって, 地域に根差した息の長い観光地のあり方を提示する.
造園學雑誌
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