抄録
本研究では, ダイナミックな環境下でサブ組立を必要とする多種多様な金型を生産するシステムに適用可能なスケジューリング法を考え, 金型メイクスパンを最小化するスケジューリング法を明らかする.また, 納期遅れ金型の発生割合を完成金型総個数の一定割合以下とする金型納期係数設定法を提案し, 提案された金型納期係数設定法の有効性および金型納期係数や金型投入個数が金型納期遅れに及ぼす影響を明らかにする.本研究で得られた主な結論は以下のとおりである.(1)金型メイクスパンを最小にするディスパッチングルールは, 修正金型納期を用いたMMOルールである.(2)金型納期遅れ割合を設定値以下にする金型納期係数設定法を提案した.