日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
Print ISSN : 1342-2618
ISSN-L : 1342-2618
原著論文(理論・技術)
故障原因特定時間の期待値最小化に基づく作業指示方法
朝倉 涼次勝又 大介玉置 研二
著者情報
ジャーナル フリー

2016 年 67 巻 1 号 p. 37-48

詳細
抄録
機器の故障原因の迅速な特定のために,原因特定に要する作業時間の期待値に基づいて作業を指示する方法を提案する.本方法では,故障原因特定のための2種類の作業,すなわち故障原因の候補を絞り込むための診断作業と,真の故障原因を特定するための確認作業をノードとするグラフィカルモデルを用い,グラフィカルモデルを分割した小規模なグループごとに期待値最小となる作業順序を決定する.故障原因を乱数で発生させるモンテカルロシミュレーションを用いて提案方法を評価し,従来の作業指示方法と比較して原因特定にかかる作業時間を短縮できることを確認した.
著者関連情報
© 2016 公益社団法人 日本経営工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top