日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
需要予測の情報論的考察
太田 宏野田 裕志加瀬 滋男
著者情報
ジャーナル フリー

1975 年 26 巻 1 号 p. 60-65

詳細
抄録
われわれはさきに, カルマン・フィルタによる需要予測ををより汎用のものとするため, Vishwakarmaの研究の拡張を試みた.これとは別に, 東らにより, 相互情報量を最大にするフィルタの類が求められ, 誤差分散最小の意味での最適フィルタとの関連が考察された.本研究では, 情報論的考察にもとづき, 相互情報量最大の意味で最適な需要予測アルゴリズムを確立する.あわせて、誤差分散最小の意味で最適なカルマン・フィルタによる需要予測アルゴリズムとの比較・検討を試みる.
著者関連情報
© 1975 公益社団法人 日本経営工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top