日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
マンパワー・プランニング問題とゴール・プログラミング・モデル
松田 武彦宇井 徹雄
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1975 年 26 巻 2 号 p. 175-179

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抄録
一つの組織におけるマンパワー・プランニングは, 基本的には三つのレベルの計画からなると考えられる.すなわち, 系列別サブシステム・レベル, プライマリー・サブシステム・レベル(職務系列と職務等級による), そしてセカンダリー・サブシステム・レベル(職務系列, 職務等級と在職期間による).本研究ではシステマティックに統合化した三つのレベルでの計画を明らかにする.各レベルでの計画はゴール・プログラミング・モデルとなり, これらのモデルによれば, 長期的でマクロ的な立場からの検討を必要とする計画と, 年次別でミクロ的な立場からの検討を必要とする計画をシステマティックに統合化したマンパワー・プランニングが可能となる.
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© 1975 公益社団法人 日本経営工学会
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