入出力解析による並列型独立作業場の事務定員設定法の研究

抄録

本稿は事務が並列型独立作業場に入出力するときの時間間隔を用いて事務定員を設定するための方法の開発を行なったものである, 事務作業場では到着およびサービス分布が複雑であり, かつ複雑なモデルを有するから従来からの決定論的方法や確率論的方法ではその適用上に困難がある.本設定法では従来の方法と異なるアプローチにより, またJIMA誌で発表した基礎理論に立脚して問題解決を試み, その実用に適することを確率的およびシュミレーションにより検証した.