日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
潜在プロフィール分析と水量化理論による勤労意欲に関する意識構造についての研究
松田 武彦宇井 徹雄
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1977 年 28 巻 2 号 p. 174-179

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抄録
勤労意欲に関する意識構造を把握するため質問紙による調査を実施し, 潜在プロフィール分析と数量化理論等II類により分析した.その結果, 個人の勤労意欲のレベルを説明するためには, 勤労者を勤労意欲に関する価値志向について, (1)上司や同僚との人間関係が最も重要だと回答している潜在クラスと, (2)性格・能力と仕事の一致度が最も重要だと回答している潜在クラス, に判別したのち, 数量化理論を適用すれば精度が高くなることなどが明らかとなった.
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© 1977 公益社団法人 日本経営工学会
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