2021 年 33 巻 3 号 p. 109-114
エコツアーガイドによる自然観光資源の保全に資する活動について、沖縄県東村の事例を対象に文献・ヒアリング調査を行い、活動の展開を分析し、活動の意義を持続可能な観光推進の観点から考察した。利用ルールの設定、環境協力金、フィールド管理を担う役割設定の取組が実施され、利用に伴う配慮として実施するものから、経済的な仕組みの構築やモニタリングを含むフィールド保全に資する活動の直接的な実施へ進展していることがわかった。地域に根ざした現場の生業の中でエコツアーガイドがフィールド管理の役割を担うことは、持続可能な観光の推進の面からも大きな意義があると考えられる。