抄録
我々は2006年からプロジェクト型デザイン教育をはじめた。なぜならその当時、学生の志向の多様化への対応、実践力のある人材育成がデザイン教育に求められたからである。その対応策として、学部の連携、学科の連携、企業との連携をデザイン教育に導入した。本研究では、2006年から2008年までをプロジェクト型デザイン教育の導入期と位置づけた。なぜなら2008年は、福岡の伝統的工芸品「博多織」の振興を目的とした「博多織プロモーション」をはじめた年である。本研究では導入期に実施した学科、学部、産官学連携の成果から、プロジェクト型デザインの方法論的特徴を明らかにする。