2021 年 33 巻 3 号 p. 55-64
本論は、旅行業者の持続的な成長・発展の可能性の手がかりを掴むために、旅行業者の人的サービスの有用性に着目し、人的サービスを利用した理由、旅行先・旅行商品との関係および今後の利用と対価の支払いに対する意識を調査した。結果、「旅行便益の最大化」と「不確実な手配の不安」という利用理由があること、国内と海外、観光・食事付とフリープランによって人的サービス利用に対する意識が違うこと、人的サービスの今後の利用意向や旅行経験が高いほど、接客(旅行相談業務)に対する対価の支払いに肯定的であることが明らかになった。