2024 年 36 巻 3 号 p. 36-45
本研究の目的は、中能登町への移住者を対象とした半構造化インタビュー調査をもとに、関係人口を構築するための要素について質的側面から明らかにし、その上で、スローツーリズムの特性を踏まえ、同ツーリズムによる関係人口の構築の可能性を計画論的に考察することにある。本研究の結果として、第一に、関係人口を構築するための要素として、「地域に在住する地縁血縁者や友人知人等の存在」が重要であることが分かった。第二に、スローツーリズムの特性を活かすことで、関係人口を構築する上で重要となる「地域に在住する地縁血縁者や友人知人等の存在」の創出に寄与することが示唆された。