日本観光研究学会全国大会学術論文集
Online ISSN : 2436-6188
第38回 日本観光研究学会全国大会
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第38回日本観光研究学会全国大会
フィルムツーリズムの定義の広域化、再定義への調査検証
―東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを事例に―
二重作 昌満
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p. 153-157

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抄録

本研究では観光学研究の視点から、国内における既存のフィルムツーリズムの定義の広域化を実施した。当研究において東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの 3 つのテーマパークを対象に調査検証を実施した結果、これら 3 つのパークは、映画の世界を追体験できる点等の共通する要素を有している傍ら、個々に異なる特徴も持っていることが明らかとなった。よって本研究の仮説「フィルムツーリズムは、観光者や制作者に対するロケ地への誘致から多様化を遂げてきた」は、多種多様な来訪目的の創出等が各パークにおいて確認可能であったことから立証可能であった。

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