日本観光研究学会全国大会学術論文集
Online ISSN : 2436-6188
第38回 日本観光研究学会全国大会
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第38回日本観光研究学会全国大会
ウエルネスツーリズム研究領域としての「温泉マインドフルネス」研究
―温泉とマインドフルネスの親和性に関する考察―
森田 浩司
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p. 427-432

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抄録

マインドフルネスと温泉地訪問には、共にウエルネスライフ実践の要素や心身の不調の回復、癒しに繋がっていく効果があり、これらを組み合わせた「温泉マインドフルネス」がウエルネスツーリズム研究の新たな知見として、ウエルネスアクティビティの提供に寄与するのではないかという仮説をたてた。温泉地はマインドフルネスとの親和性、つまりマインドフルネスをより効果的に実践しやすい環境にあることを見出し、また温泉マインドフルネスが、旅行者側と温泉地の観光事業者や行政など提供者側双方にメリットがあり、ウエルネスツーリズムの新たな知見、アクティビティとして寄与する可能性を導き出す端緒としての研究となった。

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