主催: 日本観光研究学会
会議名: 日本観光研究学会全国大会
回次: 40
開催地: 石巻専修大学(宮城県石巻市南境新水戸1)
開催日: 2025/12/05 - 2025/12/07
p. 153-158
英国のクライチ・トラムウェイ村を事例として、ヘリテージ・サイトに位置するナショナル・トラムウェイ博物館がどのような構造で来訪者を集客しているのかを考察の対象とする。英国では、トラムウェイは過去の交通機関であり、ヘリテージといえる。保存団体が、消滅しつつあるトラムウェイを一ヶ所に集めて博物館を創設するに際し、鉄道の父として知られているジョージ・スチーブンソンに所縁があるミネラル鉄道の廃線跡とクリフ採石場の跡地を再利用したのが、ナショナル・トラムウェイ博物館を含むクライチ・トラムウェイ村であった。本稿では、ヘリテージ・サイトを観光資源として活用した、ヘリテージ・ツーリズムの構造を明らかにしていく。