岡山県立農業試験場
1976 年 20 巻 4 号 p. 173-176
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1. 籾を水に20∼24時間浸漬して吸水させ,灯の上においた白色プラスチック容器に入れて観察すると,籾殼を透して黒点米や斑点米の病斑が識別できることが分った。2. ただし,下側になった病斑は識別困難であり,また,死米と全変色病斑米との識別はできなかった。3. 水温は5°∼25°Cがよく,30°C以上では玄米が白濁化して透光性が悪くなり,好結果が得られない。4. 減圧してほぼ真空状態で浸漬し,籾の吸水を促進すると,処理時間を30分位に短縮できた。
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