国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所 [日本]
2025 年 100 巻 2 号 p. 165-170
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿では,タケ類ハチクにおいて国内初記録の実生起源の竹林および,その生育状況を報告した.通常見られるハチクと比較したところ著しく小型であったが,その理由は不明である.将来的に再検討を加えた上でハチクの矮性品種として改めて記載し,品種登録することも必要かもしれない.現在各地ではハチク類の一斉開花が観察されており,ハチク類の頴果採取や発芽試験,および実生の栽培や形態的な特徴等に関する検討が行われることが望まれる.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら