東京大学大学院理学系研究科附属植物園 [日本] 現所属:東京農業大学農学部 [日本]
2025 年 100 巻 2 号 p. 144-148
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日本のコウシュンウマノスズクサ Aristolochia zollingeriana(ウマノスズクサ科)の栽培株が,花外蜜のような物質を分泌していることが観察された.この観察に基づき,本種の自生地である宮古島において野外調査を行った.その結果,本種は,花序から花外蜜を分泌しており,外来種のアリであるツヤオオズアリ Pheidole megacephala が花外蜜を摂食していることを明らかにした.
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