2004 年 13 巻 2 号 p. 73-89
本稿では,オブジェクト指向調査項目構造を有する情報運用状況調査法ASIV: Adaptive Strategy of Information Vehiclesを適用した情報マネジメントを提案する.ASIVは,業務内のタスク実施に必要となる情報および知識技能の運用環境について簡潔・網羅的・安定した視点をもつ.本視点は,情報を中心に捉え,関係する業務グループ・情報システム(クライアント・サーバ)等情報の運用主体(情報ビークルと呼称)の環境について,共通の枠組みをもつオブジェクト指向の調査項目構造により特徴づけられる.本調査項目構造を利用した調査は情報運用環境の改善諸計画間の整合性を図り,効率的かつ効果的な情報マネジメントに導くことを示す.