経営情報学会誌
Online ISSN : 2435-2209
Print ISSN : 0918-7324
論文
情報量規準による償却方法選択要因の分析
渡瀬 一紀
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キーワード: 減価償却, 会計政策, AIC
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1995 年 4 巻 3 号 p. 15-30

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抄録

研究の目的は、どのような要因によって償却方法の選択がなされているかを分析することである。このため、製造業に属する 212社に対してアンケートを行った。

あらかじめ7つの仮説を設定し,アンケートの結果を用いてこれらの仮説の検討を行った。さらに,償却方法選択を説明するための分割表を赤池の情報量規準(AIC)を使って求めた。分析の結果償却方法選択を説朋する要因は,収益性,借入依存度,資産の重要性の3つであった。規定力は収益性がもっとも強く,借入依存度がつづく。資産の重要性の規定力は前の2つの要因に比べると弱い。また,設備の経済的耐用年数が長い企業で定額法を採用する傾向が見られた。

AICによる分割表選択から、収益性と借入依存度を説明変数とし,なおかつ,借入依存度が高くて収益性が低い場合にのみ資産の重要性によって細分した分割表か償却方法選択状況をもっともよく説明するモデルとして選ばれた。

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© 1995 一般社団法人 経営情報学会
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