認知行動療法研究
Online ISSN : 2433-9040
Print ISSN : 2433-9075
展望
公認心理師法施行後の文脈で「行動福祉」を活かす―生態・行動的な視点からの示唆―
武藤 崇境 泉洋大野 裕史
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2020 年 46 巻 2 号 p. 89-97

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抄録

本稿の目的は、1)福祉分野における心理学的支援を再考し、2)当該分野における心理学的支援の独自性を明確にし、さらに3)当該分野における認知・行動療法的な公認心理師に必要と考えられるアプローチを提案することである。当該のアプローチとは「行動福祉」(望月,1993)である。また、行動福祉に含意されている生態・行動的視点の具体例として、環境のエンリッチメント、非随伴強化、“動機づける”操作が挙げられた。

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© 2020 一般社団法人日本認知・行動療法学会
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