論文ID: 22-022
本研究では特別支援学校高等部に在籍する軽度から中度の知的障害生徒(8名)を対象にUniversal Unified Prevention Program for Diverse Disorders(Up2-D2: Ishikawa et al., 2019)を対象者に合わせてアレンジして実施し、メンタルヘルスへの効果とプログラムの適用可能性について検討した。その結果、抑うつに有意な得点の低下が示された。以上よりUp2-D2は生徒の発達や理解度に合わせてアレンジを加えながら実施することで知的障害のある生徒にも適用可能であり、メンタルヘルスの改善にも一部効果があることが示された。今後の課題として補助的な指導教材の作成や体験的な学習の機会を取り入れていくことなどがあげられた。