行動療法研究
Online ISSN : 2424-2594
Print ISSN : 0910-6529
"ゆっくり"効果に関する研究(資料)
金子 嘉延
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1994 年 20 巻 1 号 p. 20-25

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抄録
中学2年生を対象とし,簡単な数のパズルについて,"おもしろい・つまらない"という認知と,ゆっくり・速く"という教示とが,課題時間終了後での意欲の喚起状況にどう影響するかを検討した。その結果,男子の,興味が中程度の群において,"ゆっくり"教示を受けた方が,終了後での意欲をより喚起させていることが見出された。
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© 1994 一般社団法人 日本認知・行動療法学会
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