神戸大学経済学研究科
2016 年 53 巻 2 号 p. 2_37-2_49
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長い歴史を持つポーランドの自動車産業は,政府による産業育成への取り組みと,イタリア・FIAT社との結びつきを中心とした国内生産体制の確立という発展経路をとった.しかし,体制移行期以後のFIATの不振,大宇FSOの倒産による外的ショックは,ポーランド自動車産業の発展経路からの脱経路を導いた.結果として,現在のポーランドは中欧,また欧州内でのエンジンを中心とする部品供給基地という新たな役割を持つに至っている.
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