東京大学大学院総合文化研究科
2019 年 56 巻 1 号 p. 1_49-1_65
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本研究は,タジキスタンにおける親の出稼ぎ労働移民が子供の教育投資に与える効果を,実証的に分析する.労働移民は所得向上を通して教育投資を促進しうる一方,教育投資を抑制する様々な副次的な効果も持ちうる.分析結果は,移民の内生性を考慮した上で,親の労働移民が女子の後期中等教育就学を抑制する一方,男子に対しては影響を持たないことを示した.このことは労働移民送出が教育の男女間格差を広げていることを示唆する.
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