桜美林大学経済学部・一橋大学大学院経済学研究科
2005 年 42 巻 2 号 p. 43-55,77
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移行期のチェコでは,銀行監督の不備,大銀行私有化の先送り,度重なる銀行救済とその安易なファイナンスの仕組等から,銀行部門で「モラル・ハザード」を発生する構造があり,移行の「痛み」を緩和すべくこれが放置されたため,10年に渡る銀行危機の長期化を招いた。大銀行の私有化,銀行規制のEU基準への調和等で状況は改善したが,膨大な不良債権という移行戦略の負の遺産が依然として残されている。
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