日本外科系連合学会誌
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症例報告
虚血性心疾患に対し大動脈内バルーンパンピング下に施術した胆囊癌の1例
和泉 雄彦今井 健一郎樋口 亮太谷澤 武久中川 了輔山本 雅一
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2014 年 39 巻 4 号 p. 756-760

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抄録
症例は72歳,男性.閉塞性黄疸を発症し近医を受診し,CTにて肝内胆管拡張を指摘された.精査にてBismuth Ⅲaの肝門部胆管癌と診断された.既往に陳旧性心筋梗塞があり,冠動脈造影では#1,#7,#13に100%狭窄の所見を認める重症3枝病変であった.心機能はNYHA分類Ⅰ度,左室駆出率は45%であった.ヘパリン投与後,術中循環補助として大動脈内バルーンパンピングを行い,肝右葉尾状葉兼肝外胆道切除術を施行した.周術期の循環動態は安定していた.病理では胆囊管を主座とする胆囊癌であった.合併症なく術後16日目で退院となった.
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© 2014 日本外科系連合学会
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