日本外科系連合学会誌
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症例報告
Upside down stomachを呈した食道裂孔ヘルニアに対し腹腔鏡下手術を施行した1例
蒲池 健一小澤 壯治數野 暁人
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2014 年 39 巻 5 号 p. 882-887

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抄録
症例は83歳,女性.心窩部痛,嘔気症状を主訴に当院救急搬送された.胸腹部CT検査でupside down stomachを伴う食道裂孔ヘルニアの診断となり緊急入院した.保存的加療の後に腹腔鏡下食道裂孔修復とToupet噴門形成術を施行した.ヘルニア門は60×50mmに開大しており,また横脚膜脚も脆弱であったためメッシュを用い補強した.術後経過は良好で術後10日目に軽快退院した.術後3カ月経過した現在,再発は認めていない.Upside down stomachを伴う食道裂孔ヘルニアに対し腹腔鏡下手術は有用であるが,今後安全かつ再発率の低い手術手技やメッシュの使用についてさらなる検討が必要である.
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© 2014 日本外科系連合学会
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