日本外科系連合学会誌
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症例報告
出血を認めた胃Inflammatory fibroid polyp(IFP)の1例
廣吉 淳子 皆川 正己冨樫 順一片平 誠一郎児島 辰也竹田 泰
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2016 年 41 巻 2 号 p. 191-195

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抄録
症例は66歳男性.体動時の倦怠感と黒色便を主訴に来院した.
上部消化管内視鏡検査にて,幽門前庭部後壁側に20mm大の粘膜下腫瘍(以後,SMTとする)を指摘された.SMTは縮小傾向であったが,貧血の進行を認めたため,腫瘍摘出術および幽門形成術を行った.術直前のCT像と比べ,摘出した腫瘍はさらに縮小していた.病理組織検査にてInflammatory fibroid polyp(以後,IFPとする)と診断された.
出血を認める胃粘膜下腫瘍の鑑別として,胃IFPを考慮する必要があると考えられた.
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© 2016 日本外科系連合学会
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