春日部中央総合病院心臓血管外科
2017 年 46 巻 2 号 p. 90-92
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症例は70歳男性.CTで指摘された最大径55 mmの遠位弓部大動脈瘤に対して胸骨正中切開で全弓部大動脈置換術を行った.術翌日より左胸腔ドレーンが白濁し量が増え乳糜胸と診断した.保存的治療として絶食,オクトレオタイドの皮下注射を19日間行ったが改善しなかったため経皮的胸管塞栓術を行った.術当日より食事を開始したがドレーンからの排液は減少し経過良好で術後49日目に退院することができた.
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