国際医療福祉大学成田病院心臓外科
2023 年 52 巻 4 号 p. 221-223
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転移性心臓腫瘍への外科的介入の是非は今なお議論がある.76歳男性,肝細胞癌の集学的治療が著効し心内腫瘍のみ遺残していたため外科的介入を検討した.手術は腫瘍から5 mm外側まで含め右室壁全層切除し右室形成を行った.病理診断では切除断端陽性であったが,術後10カ月の経過で心内の再発なく経過している.
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