2024 年 53 巻 4 号 p. 4-U1-4-U5
U-40世代は,日々手術や術後管理,病棟業務などを行い,心臓血管外科医として一人前になるべく自分自身のキャリア形成を行っている.一般的に外科医が一人前になるには長い年月がかかると言われており,とりわけ,心臓血管外科医が独り立ちするまでの道のりは,個人差が大きく標準化されていない.そのため,U-40世代はキャリア形成に関して,つねづね不安や悩みを抱えている.第54回日本心臓血管外科学会総会U-40特別企画にて,U-40世代が独立した心臓血管外科医になるために何を必要とし,何を不安に思っているのか,さらに,現在,心臓血管外科部長として活躍されている諸先輩方がどのように考え,今までどのようなキャリアを歩んできたのか,両者のギャップを振り返る機会を得ることができた.今回,U-40世代が考える独立した心臓血管外科医になるための条件や将来の展望を可視化する目的でアンケートを行い,その結果を報告する.