歯科材料・器械
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原著
高強度繊維および超分子分散による複合レジンの分子運動と動的粘弾性の研究
下里 隆史山中 彬山崎 升
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1991 年 10 巻 5 号 p. 581-600

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抄録

義歯床用PMMAレジンの補強に炭素およびアラミド繊維クロス複合によるマクロ補強およびアラミド繊維の構成分子を複合したミクロ補強(分子複合レジン)を行い, その歯科理工学的性質とコアーマトリックスの相互作用をDMTAなどを用い検討した.その結果, 繊維複合系ではラテックス系(CLR)処理によるアラミド繊維の方が優れ, また分子複合レジン系では直線性の高い分子(PPTA)をコア材に用いることが奨められる.

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© 1991 一般社団法人 日本歯科理工学会
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