奥羽大学歯学部歯科理工学講座
1994 年 13 巻 3 号 p. 277-283
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
光重合型コンポジットレジンの稠度を界面活性剤添加法および加温法により低下させ, 稠度と気泡生成との関係を調べ, 内部気泡が動的荷重による疲労破壊試験に及ぼす影響について検討した.稠度は配合されているフィラー形状の影響を大きく受け, また稠度の低下とともに内部気泡は減少した.疲労破折回数と気泡生成量との間には統計的に有意な相関は見出せなかったが, 加温法により稠度を低下させると, 疲労破折耐久性が向上することが認められた.
日本歯科理工学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら