2025 年 61 巻 Supplement 号 p. 3D01-01
立位における足底腱膜の超音波観察では、プローブを直接足底に当てることが困難であり、また撮影角度のばらつきや画像の一貫性の確保が課題である。本研究では、これらの課題を解決するため、水槽の下面からプローブを当てる新たな手法を提案し、測定環境の最適化と装置の設計・検証を行った。これにより、足底に荷重をかけた状態での超音波撮影が可能となり、立位および座位における足底腱膜の画像を取得した。本大会では、取得した画像の特徴および本手法の有効性について報告する。