抄録
キーボード上でのキーの配列がキー押し作業に及ぼす影響を調べるために2実験を行なった. 0から99までの100個の数字を10×10のマトリックスに配列し, その配列の規則性を一定の方式によって変化させて, マトリックス中から数字を探し出すのに要する時間を測定した. その結果, 配列の規則性は探索時間にシステマティックな影響を及ぼすことが明きらかになった. さらに, 10に近いエレメント数がこの種の探索作業の一つのキー・ポイントになっており, その点をめぐって探索作業に質的な変化が起ることが示された.