適合度の高い衣服パターン設計基礎システムの構築
(第4報) 体型差と衣服パターンとの関わり～下半身 (スカート)～
1999 年 35 巻 4 号 p. 241-251
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1999 年 35 巻 4 号 p. 241-251
本研究は, 4種の体型別スカートパターンを作製し, 下半身における体型差と体型別スカートパターン並びに身体計測項目との関係について検討を行った. 被計測者は, 若年成人女子346名 (年齢20～21歳) である. 4タイプの体型別スカートは, 被計測者346名中307名 (88.7%) の人に適合した. また, ウエスト下がり寸法, 前後・脇ヒップ下がり寸法, 前面腹囲/ウエストなどの計測項目をスカートパターン設計に活用することにより, 適合度の高いベーシック・スカートパターン設計ができることがわかった. 身体のサイズと形態特徴をとらえることで, より適合した衣服設計が可能となる.
